WPCとWPIの違いって?ホエイプロテインの正しい選び方

WPC,WPI,とは,選び方 ボディメイク基礎知識
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WPCとWPIの違いをハッキリさせよう

WPC
WPI
とは
選び方
違い
プロテイン

こんにちは、虎トラです。

プロテインの中でも一番主流となっているのが『ホエイプロテイン

実はこのホエイプロテインを選ぶうえで栄養素のほかにもWPCWPIと呼ばれる重要な項目があるのはご存じでしたでしょうか?

プロテイン選びには重要な項目なのに意外とこの部分をわからないままでいる人も多いはず

今回はこの表記の正しい意味を理解することで筋肉の肥大化に最も効率的なプロテインの選び方を解説していきます。

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WPC・WPIとは?違いは?

まずWPCとWPIとは?から始めていきましょう。

WPC・WPIとは?

簡単に言えばホエイプロテインの製造方法です。

この製法により、プロテイン内に含まれているたんぱく質の量が決まります。

たんぱく質の濃度が75%~80%のものは WPC

たんぱく質の濃度が90%前後のものは WPI

基本的にはWPCのプロテインのほうが安価で市場にも多く出回っており、プロテインの大半はこのWPC製法で作られたプロテインとなっています。

一方、WPI製法は、一定の技術が必要な手間をかけた製品なので

WPCの特徴

WPCとは(ホエイプロテインコンセントレート)と呼ばれ、比較的安価なプロテインはほぼこれにあたります。

マイプロテインビーレジェンドSAVASなどから発売されているスタンダードなプロテインがありますね。

基本的にWPCのプロテインはたんぱく質の濃度が75%~80%程度です。(例外もあります)

たんぱく質の濃度計算

1食のたんぱく質量 g(グラム)×1食に使うプロテイン量

たんぱく質(1食あたり)15g 1食20gを溶かす製品

15÷20=たんぱく質の濃度

たんぱく質以外に脂質や、乳頭などの不純物が多くなるため、必然的にg(グラム)あたりのたんぱく質の濃度が低くなってしまいます。

プロテインを1回飲んだ際に得られるたんぱく質量が変わってくるので高水準でたんぱく質を補給したい方にとってはマイナス点になってしまう場合があります。

WPCの製法についてですが牛乳からたんぱく質を抽出する際にホエイとガゼインという2種類のたんぱく質に分かれます。ホエイプロテインの名前はここからきていることがわかりますね。

ただ分解しただけでは水分が多いのでここから水分を抜いていくとプロテインとして使用できるホエイが出来上がります。

このホエイを取り出したものがWPCと言われています。

WPCのメリット

・価格設定が安価なので購入・継続しやすい

・しっかりと濃度を計算してプロテインを選ぶことで高水準でたんぱく質補給は十分可能

・効率重視しない人であればWPCでも十分筋力をつけられる!

WPIの特徴

WPI(ホエイプロテインアイソレート)は先ほど紹介したWPCで作り出したたんぱく質からさらに手間を加えたもの、もしくはさらに高水準の『ろ過装置』で作り出したグレードの高い濃縮たんぱく質です。

価格的にもWPCと比べると若干お高い価格設定になっています。WPCに比べて手間やコストがかかっているのでプロテイン商品にはパッケージに大きく『WPIプロテイン』と書かれていることが多いです。

WPIの代表的なプロテインは世界No1シェア率を誇るゴールドスタンダードなどがあげられますね。

WPIのたんぱく質は濃度が90%と高濃度になっているためWPCに比べてさらに早いたんぱく質の吸収を行ってくれます。

筋力トレーニングの効率をより良くこなすためにはプロテインの摂取を30分以内に補給することが求められ、筋トレにおいて吸収の速さはそのまま筋力UPに繋がりますので大きなメリットになります。

WPCプロテインは、プロテインの中に『乳頭』と『脂質』が含まれており、牛乳などの乳製品を飲むとお腹を下してしまう人にとってプロテインは手を出しづらい方もいるかもしれません。

一方、WPIプロテインは、お腹を下す原因となる乳頭がほぼ0に近いほど削っているのでお腹を下すことなくプロテインを飲むことができます。

乳製品を飲むと毎回お腹を下してしまう方にとっては、非常に嬉しいメリットとなっています。

さらに脂質が多く含まれていない為、ダイエットをしている人とって脂質を徹底的に制限できることはダイエット効率の底上げにつながるのでこちらも嬉しい点です。

WPIのメリット

効率良く筋肥大を狙うことができる

たんぱく質の吸収が早いので筋肉に◎

プロテインでお腹を下さない(下痢にならない)

脂質が通常のプロテインに比べて低い

オススメ WPCプロテイン

【WPC】 マイプロテイン ホエイプロテイン
たんぱく質(1食あたり)21g
たんぱく質 濃度80%

価格・コスパ共に非常に優秀なプロテイン

筋肉をつけるたんぱく質と疲労回復に優秀なBCAA以外入っていないのでたんぱく質の摂取量を自分で調整することができ、細かい調整が利くので使いやすいプロテインです。

多くの人に愛用されており、様々な味があるので飽きずに続けやすいプロテインです。

【WPC】 DNS ホエイプロテインプレミアム
たんぱく質量(1食あたり)26.4g
たんぱく質 濃度77%

トレーニングマン向けDNSプロテインSPシリーズです。

スタンダードなDNSのプロテインはたんぱく質の濃度が70%を下回ってしまうので少し価格は高いですがSPシリーズを選びました。

成分はもちろんですが継続的に飲めるように水でも飲めるような工夫をメーカーさんで行っているため、牛乳や豆乳で割ることで余計な脂質を摂取しなくて済みますので効率の底上げを行えます。

【WPC】 ビーレジェンド ホエイプロテイン
たんぱく質量(1食あたり)20.9g
たんぱく質 濃度72%

遊び心が満載のビーレジェンド プロテイン

多彩な味は他のメーカーさんにもありますが初心者でも手を出しやすいようにアニメやゲームとコラボして商品を出しているメーカーさんです。

さらに価格設定も良心的で、学生やプロテインを初めて購入する人にとても良い商品です。

ただし・・・コラボ系の商品はたんぱく質の濃度がなぜか下がっているのでしっかり確認するようにしましょう。

オススメ WPIプロテイン

DNS ホエイプロテイン ストイック
たんぱく質量(1食あたり)23.3g
たんぱく質 濃度97.6%

驚異のたんぱく質濃度97.6%を叩き出したプロテイン DNS プロテイン ストイックです。

数字から見てもお分かりのとおりたんぱく質の塊です。

余計な栄養素を一切排除して生み出されたプロテインなのでたんぱく質ナトリウムしかはいっておりません。

ガチガチに鍛えたい人がたんぱく質のみを超高水準で補給したい人向けです。

ただし、飲み物とは思えないほど水に解けないので、固まったプロテインをガムのようにして噛んで食べたという人もいたので喉越しが悪いのは覚悟しておきましょう。

【WPI】ゴールドスタンダードプロテイン
たんぱく質量(1食あたり)24g
たんぱく質 濃度75%

WPI製品の中では、安価な設定が嬉しいオプティマムニュートリションさんのゴールドスタンダードプロテイン

先ほどWPIプロテインは90%クラスのものと記述しましたがこちらのゴールドスタンダードさんは計算上のたんぱく質濃度は75%でした・・・

メーカーさんサイトでWPIについてはしっかり説明されていますので不純物はないと思われますが濃度を最優先に考える方にとってはマイナス点になってしまいます。

おそらくですが疲労回復に良いとされるBCAAを配合しているので濃度が下がってしまったものと思われます。

ですが安価な価格でWPIを購入できるのでプロテインを飲んでお腹を下して困っている方にとっては喉から手が出るほど欲しいプロテインかもしれません。

海外製と日本正規品で同じ味でも甘さや風味が異なるので注意しましょう。

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正しいプロテイン選びで効率よくパンプアップ!

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プロテインを選ぶうえでWPCとWPIを理解しないで購入するとなかなか効果を感じられないうえに、今あなたが手にしている本当のメリット、強みがわからないまま飲み続けるのは継続して飲んでいくにしても『これ、本当に効いているの?』と疑問が生まれてしまいます。

しっかりとプロテインの強みを理解したうえで飲むことで、飲んだ後の効果がしっかりと自分の中で実感できるようになり、自分の目標にフォーカスを当ててトレーニングすることが可能になります。

プロテインを選ぶ際にメーカーだけでなく濃度もしっかり確認して選ぶことで日々の筋力UP、筋肥大に関しても大きく差がつくので周りに流されることなく自分の目的に合わせて購入することをおすすめいたします。

それでは良い筋肉ライフを!

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