EMS高品質トレーニング器具『SIXPAD』
鍛えたい部位にパッドを張り付けることで電流を流し、筋肉収縮でダイエットを行うEMSパッドがありますが、今もっとも有名なメーカーさんがこの『MGT』さんです。
世間的にはSIXPADの名前が多く出ているのでわからない人も多いと思いますがメーカーとしての名前は『MGT』さんです。
実際の使ってみたレビューの満足度も非常に高水準を保っており、使用している見た目も、近未来的で非常に好印象を持てるデザインが多く売り出されているので、多少高価な買い物でも、カッコイイ器具をと思い、ついつい手を出してしまうのですが、買ってしまうと体も財布も絞れてしまう高品質、高級メーカーさんです。
販売努力も継続して行っており、オンラインショップだけでなく、家電量販店のヨドバシカメラや、コジマ電気などにも出店しており、スタッフさんが非常に丁寧にご説明してくれます。
今回は、そんなSIXPAD商品の王道中の王道な腹筋強化器具『Abs fit 2』を紹介していきます。
SIXPADさんのトレーニング器具は非常に高価ですので購入を迷っていたり、不安な部分がある人にもわかりやすく解説していこうと思います。
EMSとは?
まずEMSとは?あまり理解してない人も多いのではないでしょうか?
EMSとは 『Electric Muscle Stimulation』と呼ばれ、筋肉へ電気的刺激を与えることで筋肉の収縮が起き、それを利用して筋力トレーニングをするものです。
本来、病院などで筋肉のリハビリに使用されていたのですが近年それが筋トレに効果的とされ、楽してトレーニングができるということなので爆発的に人気が高まりました。
人体に影響はないの?と不安に思う方がいると思いますが、体に流す周波数は比較的低周波数なので安心して使用できるものになっております。
SIXPAD『Abs fit 2 』はどんな人にオススメ?
時間がない人・忙しい人
EMSパッドは、薄型・軽量・コードレスと持ち運びをする為の3拍子が揃っており、基本的にいつでもどこでも使用することができ、仕事や勉強をしながらだったり、何かの作業をしながらトレーニングをしたい人にオススメできます。
他にも汗のかかないトレーニングであれば並行して行うことができるのでダンベルカールやリストトレーニング、ふくらはぎのトレーニングを合わせてすることで一気にトレーニング時間も時短できるでしょう。
腹筋の追い込みに
商品の紹介で、よくダイエットに、と書かれていることが多いですがこのEMSパッドは大量の脂肪を燃焼させるほどの威力はありません。
非常に浅い部分の筋肉を刺激するので、一番威力を発揮するのは、ある程度、筋肉がついてきた頃からになります。
ダイエットや、筋トレをしっかりこなしているのになかなか腹筋が割れているのが見えてこないと悩んでいたり、下腹(浮き輪腹)の脂肪がなかなか落ちていかないと思っている方にこそ絶大な効果を発揮します。
基本EMSは筋肉の中でも速筋と呼ばれる筋肉を鍛えてくれる器具です。速筋は筋肉を肥大させることに特化しておりますが脂肪燃焼能力はそこまで能力はありません。
ですので筋肉がなかなか浮き出てこない方や、絞った残りの余計な脂肪を無くすために使用するのが有効と言えます。
逆に腹筋周りに、ポッコリお腹のような大量の脂肪がある方にとっては流している電流を脂肪が邪魔してしまい、せっかく買ったのにあまり効果が出ていない・・・なんてことになってしまうので楽して痩せるといえども結局、努力は必要ということです。
- 腹筋を浮き立たせる追い込みに!
- 脂肪燃焼能力はないので注意
- 痩せる努力は必要
SIXPAD『Abs fit 2』を徹底解説!
Abs→『腹筋』を鍛えるためのトレーニング器具でSIXPADの得意とするEMSパッド商品です。
商品紹介でも記載されていますが1部位につき1日1回約23分間までが推奨使用時間となっており、それ以上使用すると痛みが発生する場合があるので注意が必要です。
Abs fit 2の特徴
・EMSパッドなので電流が流れる
電流を流すことで筋肉の運動を促し、筋肉を大きくするコンセプトな器具です。
体に流す電流周波数は20Hz この値はEMSパッドの中でも最低周波クラスの電流で、高周波のEMSは10000Hzクラスのものもあるので使用方法さえ間違えなければ全く人体に影響は出ませんので安心して使用しましょう。
・速筋を鍛えられる
筋肉は速筋と遅筋が存在しています。簡単に説明すると
-速筋-
瞬発力を得るための筋肉、使用すればするほど筋繊維が太くなるので筋肉が浮き出てくる、一般的に浮き出ている筋肉(アウターマッスル)はこの筋肉
-遅筋-
主に持久力を得るための筋肉、脂肪の燃焼効率を上げたいのであればこの筋肉を鍛えるのが良い。
以上の特徴となっており、筋肉をつけて腹筋を割るのであれば速筋がオススメというのがわかりますね。ただし、遅筋はほとんど鍛えられませんのでダイエット効果は見込めませんので注意が必要です。
即効性がある口コミは見かけませんが、継続して使うことで筋肉が鍛えられしっかりと筋肥大を狙うことが可能です。
Abs fit 2の使用方法
パッドの裏側がジェル状のシールになっており、体の腹筋部分に張り付けて使用します。このジェル状のシートが高電導の高級シートなので、大切に扱いましょう。
全15段階で電流の強さを変更することができ、MAXの強度まで上げると腕が勝手にビクッと動いてしまうほどに強力です。
器具を腹筋に張り付けてあとはスイッチを入れるだけ
これで決められたプログラム通りに動いた後に役目を終え、自動的に電源が切れて終了です。
こちらのトレーニング器具はスマートフォンアプリにも対応しており、Bluetoothで接続することができ、リモコンとして使うことができるほかに、自分の今鍛えている部位や残り時間を見ることができるためハイテクな器具を使っている感がでてテンションも上がってしまいます。
Abs fit 2の周波数と効果はどのくらい?
Abs fit 2での流れる電流はSIXPADの商品紹介ページでも言われていますが20Hzの周波数の電流が流れます。
EMSパッドは流れる周波数によって大きく用途が変わってきます。
一覧にするとこんな感じです。
周波数 | 特徴 |
低周波 | 0.1〜1000Hzの間ですが実際に使われているのは20Hz〜100Hz 皮膚下の浅い部分の筋肉の運動を促す周波数 筋肉運動を起こすのには低周波が一番良い 運動を促すパワーが非常に大きいので電流を流すと筋肉が脈打つので 使用している感がすごくある 皮膚に直接つけて使用するとピリピリとした痛みを感じるため 痛みを感じないように緩衝材が必要 |
中周波 | 1000Hz〜10000Hzまでの周波数帯 皮膚下の2cm〜3cm程度の深さに筋肉運動を促します 低周波に比べて周波数の波が小さいので筋肉運動の効果も 低周波に比べると劣ります ただし、干渉波と呼ばれるものがあり、2本の周波数を発生させ、 周波数差をつけることでその差分の周波数を筋肉にかけることができます。 皮膚下ではなくさらに深い位置に筋肉運動を促したい場合に 中周波のEMSがオススメです。 |
高周波 | 10000Hz以上の周波数帯 体の内側の筋肉(インナーマッスル)に運動を促すことが可能です。 痩せている方にはインナーマッスルまで届きますが 脂肪が多い部分に使用するのも効果があるので目的によって 使い分けましょう。 |
SIXPAD『Abs fit 2』は低周波帯の効果の期待できる最低周波の位置付けになります。
20Hzという周波数は他のメーカーさんではなかなか実現できなかった周波数で、普通に使用したのでは痛みを感じてしまう周波数でもしっかりとデメリットを消し、商品化をしています。
実際に商品を使用してみるとかなり強い刺激を感じることができ、最高強度に設定すると使用しながら話すと筋肉の収縮で『ウッ』と声が出てしまうこともありました・・・汗
このように低周波でより強い筋肉の運動を自動的にさせることができ、体力の疲労に関係なく継続して筋肉に負荷をかけることができるため、筋肥大に対して確実に効果があります。
ですが遅筋を鍛えられないため、代謝の向上はあまりありませんのでダイエット効果はあまり期待ができませんので筋肉肥大をメインに使用するようにしましょう。
Abs fit 2のメリット
しっかりと筋肥大効果が得られる
筋肥大に効果的な低周波の電流を流し、速筋を刺激するので筋肥大することは確実です。
腹筋は体の筋肉の中でも小さな筋肉なので肥大化させるのもなかなか難しいですので集中的に筋肉を刺激してくれるAbs fit 2 はシックスパックを浮きだたせたい方や、スレンダーなお腹を作りたい方にとって非常にうれしいトレーニング器具です。
ザ・お手軽
『ただ体につけてスイッチを入れるだけ』この手軽さにつきます。
実際、辛いトレーニングを毎日続けるのは思っている以上に難しいことです。毎日の辛さをお手軽なスイッチ一つですんでしまう手軽さは他にはないメリットと言えるでしょう。
それに、他の作業をしながら鍛えることができるため、仕事、勉強の効率も向上させることができます。これこそ究極の『ながらトレーニング』を体現した商品と言えるでしょう。
薄型・軽量・コードレス
手に取ってみると驚くほどにスマートな大きさで軽量なので服の下に着ることも可能です。
出勤の合間だったり、デスクワークをしながら気軽にエクササイズすることも可能です。使い終わればジェルシートを汚さないように気を付ければバッグにしまって持って帰るのも容易なことでしょう。
5時間の充電で30回も使うことができるので充電を多少さぼっていても数回は問題なく充電が持つので忙しくて充電してなかったとなることも少なくなると思います。
- 腹筋の速筋に効果がある
- 辛いトレーニングをしなくても良い
- 毎日約30分でOK
- 別な作業を並行してできる
- 薄型・軽量・コードレス
- スマホ連携が可能
Abs fit 2のデメリット
ランニングコスト(維持費)がかかる
商品を買ったら終わりではなく商品に張り付けられているジェルシートを交換するためにランニングコスト(維持費)がかかります。
メーカーからはジェルシートを約30回ほど使用したら交換を推奨されていますので1か月に1回3,800円(税込み4,180円)かかるということは覚えておきましょう。
即効性は見込めない
いくら腹筋への効果が絶大なSIXPAD製 EMSパッドでも腹筋への効果は地道に回数を重ねないと効果は得られませんさらに使用できるのは1部位1日に1回ですので、1日に成長できる伸びしろは限られえています。
じっくりと体を鍛えることを頭に入れておきましょう。
- 維持費がかかる(ジェルパッド)
- 即効性はない
- SIXPADのBluetooth製品はアプリで併用不可
Abs fit 2 の注意点
頭、背中への使用は厳禁
微弱とはいえ電流を流すため神経信号を出している頭、特に脳への使用と、同じく電気信号が流れている背中、脊髄への使用、胸と肩甲骨に使用するのは絶対に避けるようにしましょう。
人体への危険が及ぶ可能性がありますので絶対にやめましょう。
腹筋部には何も塗らないほうが〇
体にジェル状のシールで張り付けるだけなのでこの部分の吸着力が無くなるとジェルシートを張り替えなくてはなりません。
汗はもちろん、お風呂後のホカホカの湿気MAX状態で付けたり、女性の方はベビーパウダーを体につける方もいらっしゃいますが基本的には腹筋の直肌に塗るようにしましょう。
1部位につき、1日1回の使用まで
SIXPADの注意書きにもあるように、同じ箇所を1日に2度、3度繰り返して行うのは避けましょう。
いくら体に害がないと言えども筋肉を電流で強制的に運動をさせているので高負荷がかかり、痛みを伴う危険性もありますので1日1回の使用に抑えておきましょう。
Abs fit 2 のメンテナンス方法
商品本体が汚れた際は乾いた布でふき取ること、乾いた布で取れない場合には布に水を付け、固く絞り汚れをふき取るようにしましょう。
見た目から防水なんじゃないか・・・と思いがちですが壊れますのでご注意を・・・
ジェルシートの粘着力が無くなってきたときは指先に水を付けて粘着部分に水を塗ることで粘着力が復活されます。付ける水はほんの少しで大丈夫ですので使えるものは最後まで大切に長持ちさせましょう。
一緒に行いたい筋トレ・ダイエットメニュー
SIXPAD『Abs fit 2』は、これまで書いてきた通り、ダイエット効果は大きく見込めません。
これからダイエットを始めようと思い、このSIXPADさんの『Abs Fit 2』を購入したのであれば合わせて有酸素運動と、無酸素運動も行っていくのが最高効率、最短で痩せることができるルートになります。
この器具を買ってさらにジムに行けとは言いません。
家でできるトレーニングでも十分脂肪燃焼効果は見込めますのでしっかり継続して行っていきましょう。
他記事で有能なトレーニングをまとめていますので確認してみてください。
ダイエットも筋トレも魔法はない
時代が進歩して時短、気軽にできるようになったからとはいえ、たるんだお腹がすぐに改善!なんてうまいことにはいきません。いかに楽してできる筋トレも、ダイエットも己の努力は必ず必要になってくるものなのです。
そうはいえどもEMSパッド『Abs fit 2』の効果は他にはない性能を持ち、効果は絶大なのは間違いありません。
しっかりと注意点を守り、継続して使用していけば、ほかの器具トレを日常的に使用していくのとでは格段にあなたの体を引き締めていってくれるでしょう。
手軽に買える筋トレ器具とは違い、非常に高価な買い物なのでしっかりと自分のお財布と相談したうえで購入するようにしましょう。
それでは良い筋トレライフを!
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